(天理教の時間)
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第1406回2026年10月2日配信

9年目のランドセル

yamasaki
山﨑 石根

文:山﨑 石根

第1277回

幸福との出会い

悩みや不安の尽きない日常の中、幸せを味わえるきっかけとなるのが、親神様の存在を知ることである。

幸福との出会い

 

私たちの幸せな生活は、社会的にも心理的にも、実に色々な要素によって成り立っています。たとえ今現在は調子よく進んでいて、将来的に何の不安もないように思われても、それを支えている一つ一つの要素を顧みる時、自分一人の力ではどうしようもない不確かな面がたくさんあることに気づきます。

悩みや苦しみ、不安というものは、生きていく限り、いつまでもつきまとうものでしょうか。そう考えると、人生はとても寂しい、悲しいものに思えてきます。

天理教教祖・中山みき様「おやさま」直筆による「おふでさき」に、

 

  このよふを初た神の事ならば
  せかい一れつみなわがこなり (四 62)

 

とあります。

この世界と人間を創られた親神様こそ、私たちが生かされて生きている、その元であり、真実の親なのです。

さらに教祖は、

 

  せかいぢう神のたあにハみなわがこ
  一れつハみなをやとをもゑよ (四 79)

  せかいぢういちれつわみなきよたいや
  たにんとゆうわさらにないぞや (十三 43)

 

と仰せられます。

この世界に生み出されてきた私たちは、みな親神様の子供であり、全人類はきょうだいということになるわけです。こうして、全人類が親である親神様を中心とした一つの家族であると悟ることができれば、不安と孤独から解放され、豊かな幸せを味わえるようになるのです。これほど素晴らしいことはありません。

親神様の親心というのはあたかも空気のようなもので、その大いなる恵みに囲まれて暮らしているにもかかわらず、それは目に見えないが故に、なかなか気づくことができません。

人間には誰しも病気や不時災難、人間関係のもつれなど、日常生活の上に様々な難儀不自由な事柄が現れてきます。そうした時に、それを克服したい一心で必死に祈ることがあります。これこそ、私たちが親神様と出会うきっかけなのです。

そうして真実を込めて願ううちに、それまで感じることのなかった親神様の大いなるご守護に気づき、感謝せずにはいられなくなるのです。

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