第1209回2022年12月17日・18日放送
なやみ
人生に悩みの種はつきない。その中でも病気やケガなどの肉体的な苦しみは、最も切実である。
なやみ
「人は皆、苦しみを厭い、楽しみを求め、悩みを避け、喜びを望む。親神が、陽気ぐらしをさせたいとの思召で、人間世界を造られたからである。しかるに、世には、病苦にさいなまれ、災厄におそわれ、家庭の不和をかこち、逆境にもだえるなど、その身の不幸をなげいている人が多い。それは、親神を知らず、その深い親心を知らないからである」
天理教教典には、こう記されています。(第六章「てびき」)
人生に悩みの種はつきません。人は日常、様々な悩みを抱えながら生きています。仕事が思うようにいかない、人間関係がうまくいかない、経済的に苦しい、など、その原因は無数にあります。
それら悩みの中でも最も直接的で切実なのは、病気やケガによる肉体的な苦しみでしょう。
教祖・中山みき様「おやさま」直筆による「おふでさき」に、
どのよふないたみなやみもでけものや
ねつもくだりもみなほこりやで (四 110)
とあります。肉体に現れる痛みや患いは、すべて良くない心遣いである「ほこり」が積もり重なって、心が曇っている結果である。そのことを自覚し、心のほこりを払うようにと教えられています。
にち/\にみにさハりつくとくしんせ
心ちがいを神がしらする (四 42)
めへ/\のみのうちよりもしやんして
心さだめて神にもたれよ (四 43)
また、身体のことを指す「身上」という言葉を使って、
「身上悩む/\。身上悩むやない。心という理が悩む。身上悩ますは神でない。皆心で悩む」(M34・1・27)
とも教えられます。肉体上の悩みのもとは心であり、病気やケガは神様が人間に心のほこりを自覚させて、これを掃除させるための「てびき」なのです。
悩みを解決するのに、個人の努力が必要なのは言うまでもありませんが、ただ、あと一歩というところで、神様の後押しが効いてくることが多いようです。問題が起きた時だけでなく、普段の心遣いや周囲の人々と互いにたすけ合う通り方が、悩みを解決する手立てとなるのです。
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