第1259回2023年12月8日配信
火と水の調和
親神様のご守護の根幹をなす「火」と「水」のお働き。この双方の調和こそ、私たちの営みに欠かせない。
火と水の調和
親神様は、人間が陽気ぐらしをするのを見て共に楽しみたいと、この世界と人間をお造りくだされた、私たち人類の親であります。そして今も昼夜を分かたず、この世界の隅々から私たち一人ひとりの身体に至るまで、一切のご守護をくだされています。
教えでは、この親神様のご守護を十に分け、それぞれに神名をつけて説き分けられていますが、
くにとこたちのみことについては、天にては月、人間身の内の眼うるおい、世界では水の守護の理。をもたりのみことについては、天にては日、すなわち太陽、人間身の内のぬくみ、世界では火の守護の理、とお聞かせ頂いています。
お言葉に、
このよふのしんぢつの神月日なり
あとなるわみなどふくなるそや(「おふでさき」六50)
しかときけこのもとなるとゆうのハな
くにとこたちにをもたりさまや(「おふでさき」十六12)
とあるように、天にては月日と表れるこの二柱こそ、この世界において最も根本的なご守護の理を表すものです。そして、この対照的な働きである「火」と「水」の調和が、私たちの営みにおいて大変重要なことなのです。
たとえば、暑くなると汗をかく、という身体の働きがあります。ぬくみが過剰にならないように汗をかくことで、その蒸発熱によって体温を下げる。これも火と水の働きが調和する姿です。
また、身近な例で言えばお風呂があります。これも火と水のほどよい調和、釣り合いがあってこそ気持ち良く入れるものです。熱すぎればやけどをしてしまい、ぬる過ぎれば風邪をひいてしまいます。
さらにお風呂については、こんな悟りもできるかもしれません。お風呂に気持ち良く入るためには、着ている物を脱がなければならない。つまり、火や水をはじめとする親神様のご守護を十分いただくには、我が身思案や欲の心を捨て、心を裸にすることが必要ではないか。
身に着けている余分な物を捨て、親神様の心にもたれ切ることで、私たちは調和のとれたご守護の世界を存分に味わうことができるのです。
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