第1247回2023年9月15日配信
神様を知る手引き
病気は辛いものだが、長い目で見れば喜ぶべきことである。神様と人間との「出会い」の場面なのだから。
神様を知る手引き
病気は短期的に見れば悪いことに違いありませんが、長い目で見れば必ずしもそうではない。むしろ喜ぶべきことであり、また、そうした考えに至ることができれば陽気ぐらしに近づけるというのが、天理教の基本的な態度です。
私たちは、病気を通じて身体の不自由を感じ、その原因を探る中で、身体は神様からのかりものであることを知ります。そうして身体の内に働く神様のご守護に目覚めることで、人生の新しい一歩を踏み出すことができます。そういう意味からすれば、病気とは、神様と人間との「出会い」の場面であるとも言えるでしょう。
天理教教祖・中山みき様「おやさま」直筆による「おふでさき」に、
なにゝてもやまいいたみハさらになし
神のせきこみてびきなるそや (二 7)
とあります。
病気とは神様の急き込みであり、手引きである。すなわち、神様がその存在と意思を私たち人間に知らせるための手段なのです。神様は、人間の心のほこり、間違った心遣いを残念に思い、やむを得ず病気に表して、心のほこりが身の障りとなったのだから、今のうちにほこりを払うようにと、たすけを急き込んでくださるのです。
にんけんハみな/\神のかしものや
なんとをもふてつこているやら (三 41)
私たちは、この身体を神様からお借りしているにもかかわらず、それに何ら思いを致すことなく漫然と生き、不安の中に死を迎えることが少なくありません。
しかし、かりものであることを十分自覚できれば、神様に生かされている喜びに満たされます。そしてその喜びの心で生きるならば、よくぞこの世界に生まれてきた、ぜひとも神様の望まれる陽気ぐらしを味わいたい、との思いに至るのではないでしょうか。
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