第1310回2024年11月29日配信
心のあり方を整える
目に見えない〝心〟に常に気を配ること。親神様は私たちにそのような生き方を期待しておられる。
心のあり方を整える
信仰生活とは、ただ眼に見える世界に生きるのではなく、眼に見えない世界とのつながりを意識しながら生きることだと言えます。たとえば、木を育てる場合でも、幹や枝の伸び具合、花の色合いを見ているだけでは、立派な木に育てることはできません。地中に深く張っている、かくれた根の部分に十分心を配る必要があります。
私たちの生活についても同じことが言えます。ともすれば私たちは、形あるものの様々な変化の中だけで物ごとを判断し、行動することに終始してしまいがちです。
天理教教祖・中山みき様「おやさま」は、直筆による「おふでさき」で、次のように記されています。
月日にハどのよな心いるものも
このたびしかとわけてみせるで (十一 6)
どのよふな心もしかとみているで
月日このたびみなわけるでな (十一 7)
口さきのついしよばかりハいらんもの
心のまこと月日みている (十一 8)
見抜き見通しの月日親神は、たとえ人間がどのような心遣いをしようとも、すべてを余すところなく見分け、その是非善悪を明らかにする。ゆえに、ただ口先だけで追従を言ったりするようなことは断じていらない。親神はすべての者の心の誠を、しっかりと見ているのである。
隠れている世界に眼を凝らし、弛むことなく親神様の思召しを求めていく。そのような生き方を、私たち人間にきっぱりと求められているお歌です。
私たちが成すべきは、目に見える形を整えるよりも、まずは心のあり方を整えることです。その意味では、口でお世辞を言いながら、心の中で舌を出すような「口先の追従」などは、最も慎むべきことと言えるでしょう。
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