第1243回2023年8月18日配信
性格は変わる
自らを正そうとする意志で、性格は変えられる。教祖の教えには、性格を改めるよう促されるものがいくつもある。
性格は変わる
世の中には面白い研究をしている人がいるものです。先ごろ、犬の性格や特徴の違いは、犬種、犬の品種の違いとはほとんど関係がないという研究結果が、アメリカで発表されました。
例えば、ヨークシャーテリアやプードルは人懐っこく、ペットに適していて、ドーベルマンは獰猛なので近づかないほうが良い。犬種ごとにそんなイメージが浮かびますが、それは必ずしも決定的な特徴ではないとのこと。
それらは犬種の違いからくるのではなく、育った環境などによる犬それぞれの個性だといいます。つまりどんな犬でも、闘犬として戦うように育てられれば気性は荒くなり、優しく可愛がってあげれば、おとなしい犬になるということでしょう。
ところで、人間は血液型によって性格に特徴があるという説があります。A型は几帳面、B型はマイペース、O型は大ざっぱ、AB型は個性的、などなど。逆に、血液型による性格の違いはないという見解もあって、そもそも人の性格は実に多様で、四種類に分けるのは不可能だというのも、至極最もな意見です。
そして何より、自らを正そう、変えようとする本人の強い意志で、性格は変えられるものだということです。現実には、生活環境の変化や年齢など、外的な要因が一つの契機となって、自らの努力によって人格が磨かれていくことが多いのではないでしょうか。
皆さんの身近にも、若い頃は短気で怒りっぽかった人が、年とともに温厚になっていったという例があると思います。また、人の上に立つことで性格が変わったり、病を得て人への優しさに目覚める人もいるでしょう。
天理教教祖・中山みき様「おやさま」の教えには、性格をあらためるように促すものがいくつもあります。
おつとめで唱える「みかぐらうた」では、
むごいこゝろをうちわすれ
やさしきこゝろになりてこい (五下り目 六ッ)
と教えてくださいます。
また、ある時は、生来気の短い青年に、
「やさしい心になりなされや。人を救けなされや。癖、性分を取りなされや」(教祖伝逸話篇 123「人がめどか」 )
とお諭しになりました。
自分はこんな性格だから仕方がない、と開き直ってしまっては進歩がありません。神様から心を自由に使うことを許されている私たちですから、心を入れ替えることによって、性格だって変わらないはずはないのです。
HOME

