第1297回2024年8月30日配信
戦いを治める
教祖は「おふでさき」で、世の争いをなくし、平和を求める道筋をお示しくだされている。
戦いを治める
天理教教祖・中山みき様「おやさま」は、「みかぐらうた」の二下り目で、
「四ッ よなほり」
「六ッ むほんのねえをきらふ」
「十デ ところのをさまりや」
と教えられています。
世直りとは、この世界を陽気ぐらしへと建て替えること。謀反とは主君に背くことや、広く対立や抗争を意味しており、所の治まりとは、人間社会の場の治まりと解されるでしょう。
この二下り目は冒頭で、「とん/\とんと正月をどりはじめハ やれおもしろい」と、足取りも軽やかにおつとめをつとめる楽しさが歌われています。つまり、二下り目全体を通して、おつとめによって世の対立の治まりを願い、世界平和の実現に向かうべきことを教えられているのです。
明治十年、国内最後の内戦と言われる「西南戦争」が勃発した頃、教祖は直筆による「おふでさき」で、争いを治める道筋を次のようなお歌で示されました。
せかいぢういちれつわみなきよたいや
たにんとゆうわさらにないぞや (十三 43)
このもとをしりたるものハないのでな
それが月日のざねんばかりや (十三 44)
高山にくらしているもたにそこに
くらしているもをなしたまひい (十三 45)
それよりもたん/\つかうどふぐわな
みな月日よりかしものなるぞ (十三 46 )
それしらすみなにんけんの心でわ
なんどたかびくあるとをもふて (十三 47)
月日にハこのしんぢつをせかいぢうへ
どふぞしいかりしよちさしたい (十三 48)
これさいかたしかにしよちしたならば
むほんのねへわきれてしまうに (十三 49)
月日よりしんぢつをもう高山の
たゝかいさいかをさめたるなら (十三 50)
このもよふどふしたならばをさまろふ
よふきづとめにでたる事なら (十三 51)
世界中の人間は皆きょうだいであり、それぞれの身体は皆神のかしものであるのに、人々はその真実を知らず、なにか人間に高い低いの分け隔てがあると思っている。神は一れつきょうだいという真実をはっきりと知らせたいのだ。そして皆がこれを知ったならば、必ずや争いの根は切れてしまうだろう。神は上に立つ者の戦いを治めることを切に願っているのだが、そのためには早く陽気づとめに取り掛からなければならない。
このように、世界の治まり、世界平和実現という救済過程の中で、おつとめが持つ重要な意義をお示しくだされています。
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