(天理教の時間)
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第1332回2025年5月2日配信

メグちゃん、「ようぼく」になる

目黒和加子先生
目黒 和加子

文:目黒 和加子

第1131回

縁が円に

「縁」を大切にすれば、縁が縁を呼び、やがて一つの大きな「円」となり、皆がつながり合うことができる。

縁が円に

 

昔から「縁は異なもの味なもの」と言われていますが、本当に「縁」とは不思議なものです。

隣りに長年住んでいる人でも、縁がなければお互いに名前すら知らないでいる。かと思えば、遠い異国の地、たとえばブラジルにいる人とでも、縁があれば絶えず交流します。

ましてや親子、夫婦、兄弟姉妹という関係にある者同士の縁の深さは、人間の計らいをはるかに超えた、不思議な力の働きとしか言いようがありません。何十億分の一、いや、時間的要素を含めれば何十兆分の一の確率で、やっと出会えたお互いと言えます。

そうした「縁」を大切にするならば、縁が縁を呼び、つながりつながって、やがて一つの「円」、丸い大きな「円」になってゆくでありましょう。

 天理教教祖・中山みき様。私たちは「おやさま」とお慕いしているのですが、教祖は、

「世界は、この葡萄のようになあ、皆、丸い心で、つながり合うて行くのやで」(教祖伝逸話篇135「皆丸い心で」)

と、お諭しくだされています。

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