九州豪雨の被災地へ 浸水甚大な佐賀に近隣教区隊が出動 災救隊
8月末、停滞する秋雨前線に湿った空気が流れ込み、九州北部で非常に激しい雨が続いた。8月28日未明には佐賀県南部を中心に記録的な大雨となり、武雄市などで甚大な浸水被害が発生。これを受け、災害救援ひのきしん隊(=災救隊)佐賀教区隊(吉野晴義隊長)が、8月31日から9月10日まで同市へ出動。
この間、9月4、5の両日に大分教区隊(佐治義信隊長)、4日から6日まで宮崎教区隊(矢野弘善隊長)、6、7の両日に熊本教区隊(山口誠治隊長)、6日から10日にかけて福岡教区隊(能美義郎隊長)、9、10の両日に長崎教区隊(山下善康隊長)も同市へ相次いで出動した。
- 佐賀教区隊は、水没した家財道具や畳を民家から運び出した(9月5日、佐賀県武雄市で)
- 水を含んで重たくなったタンスを運び出す宮崎教区隊の隊員(9月4日)
- 大分教区隊は、社協からのニーズ票をもとに、被災民家へ出動した(9月5日)