事情のおたすけの心構え
激しい社会変動の中で、今日では
特に、工業化・都市化する過程で、核家族化が進み、さらにその家族の崩壊がささやかれるなど、人間関係はますます希薄になる一方です。
かつてのムラ社会のしがらみや、
こうした事情全般に言えることは、「我さえ良くば今さえ良くば」の心づかいが問題の根底にありはしないかということです。自分中心の考え方、目先のことしか眼中にない生き方を反省し、心を入れ替えることで、運命もまた切り換わっていきます。
夫婦の一手一つが基
なかでも、社会の基盤である家族の
お道の教えでは、家族関係について、特に夫婦のあり方に重点を置いて
家族の問題の責任がまず親にあり、親が親としての役割を十分に果たすためには、夫婦の和が欠かせないのは明らかです。常日ごろから教えに照らして夫婦のあり方を見つめ直し、正していく心掛けが大切です。
ひながたは親心のお手本
また、本教では、神と人間とは「親子」と教えられています。
家族間の事情については、まず
家族の事情は、何も親だけの責任ではありません。世の中の動きやさまざまな人間関係など、社会的な影響もあるでしょう。しかし、それはそれとして、社会の波風から子どもを守ることは親の大切な役目です。
専門的な知識が必要な場合は
本部布教部では、おたすけの取り組み方に困った、あるいは専門的な知識を得たいという教会長を、豊富な経験や専門知識を持つ相談員がサポートする「教会長おたすけ相談室」を設けています。ようぼくで相談を希望される方は、所属の教会長を通じて申し込んでください。
また、親里で開催される「ひのきしんスクール」は、現代のさまざまな社会問題のおたすけに関わる者が、その援助に必要な知識や技術を学ぶための講習会です。さまざまな講座やシンポジウムを通して、おたすけのヒントを得ることができます。