平成30年7月豪雨 広島県下2カ所で救援活動

■2018年8月25日

豪雨災害から1カ月余り 13教区隊延べ1000人実動


 西日本を中心に、広範囲に甚大な被害をもたらした「平成30年7月豪雨」から1カ月余り。
 既報の通り、天理教災害対策委員会(仲野芳行委員長)は8月8日から19日まで、災害救援ひのきしん隊(=災救隊、田中勇文本部長)本部隊を、大規模な土砂災害に見舞われた広島県坂町と広島市南区似島へ派遣。災害発生直後から、初動救援活動を続けてきた広島教区隊(横山逸郎隊長)の活動を引き継ぐ形で、第1次隊から第4次隊まで順次出動した。
 隊員たちは、現地の社会福祉協議会や自治会の要請に応え、多様な救援活動を繰り広げた。

 なお、12日間にわたって出動した教区隊は、本部隊をはじめ、広島・福岡・佐賀・三重・大阪・和歌山・滋賀・兵庫・山口・奈良・愛知・宮崎・熊本の13教区隊、延べ983人。搬出・運搬した土砂や流木、瓦礫の総量は1204トンに上った。

(2018年8月22日記)


※復旧活動が本格化した広島県坂町、広島市南区似島における災救隊の取り組みのリポートは、『天理時報』8月26日号に掲載。