災救隊 救援活動本格化

■2017年8月11日

九州北部豪雨 第1次隊(本部隊・福岡・広島・島根・香川・鹿児島の各教区隊)
福岡教区隊の活動引き継ぐ

 記録的豪雨となった「平成29年7月九州北部豪雨」から1カ月。既報の通り、災救隊福岡教区隊(能美義郎隊長)は、豪雨直後から福岡県朝倉市へ出動し、自治体の要請に応えて懸命な救援活動を展開してきた。

 こうしたなか、これまでの同教区隊の活動を引き継ぐ形で8月6日、本部隊をはじめ福岡、広島、島根、香川、鹿児島の5教区隊から成る第1次隊が被災地に駆けつけ、4日間にわたって復旧活動に力を尽くしている。


 なお、第1次隊では延べ245人が出動。8月9日に出動した第2次隊以降も、継続的に活動を展開する。

(8月9日記)

 

秋田・大仙市の水害地へ 秋田・岩手教区隊

 

 東北地方に停滞した活発な梅雨前線の影響で7月22日、秋田県内は記録的な大雨に見舞われた。災救隊秋田教区隊(小松道男隊長)は8月5日から3日間、岩手教区隊(佐藤一三隊長)と共に、被害の大きかった同県大仙市へ出動。初動救援を行った。

 なお、3日間で両教区隊合わせて延べ86人が作業に当たった。

 

  • 九州北部豪雨 第1次隊 8月7日

    重機やチェーンソーを駆使し、集落に押し寄せた流木の撤去作業を行う隊員たち(2017年8月7日、福岡県朝倉市で)

  • 九州北部豪雨 第1次隊 8月8日

    福岡教区隊の作業を引き継ぎ、“山津波”が押し寄せた杷木寒水地区で復旧作業を展開した(2017年8月8日、福岡県朝倉市で)