天理大学ラグビー部 惜しくも準優勝(1月8日)
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第48回「全国大学ラグビーフットボール選手権大会」の決勝戦が1月8日、東京の国立競技場で開催され、決勝初進出の天理大学が帝京大学と対戦した。
決勝戦にふさわしい攻防が展開されるなか、均衡を破ったのは天理の攻撃。前半16分、相手ゴール前でマイボール・スクラムを得た天理は、10番立川理道選手が中央突破し、11番木村和也選手に絶妙のパスをつないで先制のトライを決める。ゴールキックも決めて、7-0とリードした。
しかしその後、帝京にフォワード攻撃で二つのトライを決められ、天理は7-12と逆転されたまま、前半を折り返す。
後半に入ると、帝京フォワード陣の猛攻が続き、天理は我慢の時間が続く。
後半31分、5点を追う天理は、ゴール前30メートル付近から果敢に攻め込み、13番トニシオ・バイフ選手から、4番田村玲一選手へ。田村選手が身体をひねりながらタックルをかわして、14番宮前勇規選手が同点のトライ。スコアを振り出しに戻し、初優勝への望みをつなぐ。
同点のまま迎えた後半39分、帝京にペナルティーゴールを決められた天理は、最後まで帝京を追いつめるが、ホーンが響き、ボールはタッチラインを割って外へ。結果、12-15でノーサイド。初優勝を目指した天理は、奮戦したが、惜しくも準優勝となった。
(1月8日記)