〝親代わりの養育〟1世紀 天理養徳院開設100周年記念式典(4月25日)

■2010年5月12日

真柱様「教内の福祉活動の範に」

 天理養徳院は4月25日、真柱様と中山はるえ婦人会長を迎えて「天理養徳院開設100周年記念式典」を挙行、教内外の福祉関係者ら1千452人が参集した。同院を所管する社会福祉法人天理(梅谷忠昭理事長)と布教部福祉課では、明治43年4月1日の天理教養徳院(当時)の開設から100年を迎えた今年を”お道の福祉活動100年”の節目と位置づけ、さまざまな記念行事を企画している。式典の席上、お言葉に立たれた真柱様は、関係者一同に対し「設立の精神に根ざした地道な努力を一手一つに積み重ねてくださるよう」と求められた。

〝お道の福祉〟100年の節目

記念行事盛況に

「天理養徳院開設100周年記念式典」に引き続き、同じく記念行事として第3回「合同福祉大会」と「記念講演会」を開催した。スローガンは「たがいたてあい たすけあい」。天理大学で開かれた合同福祉大会には、100年の歩みを礎にさらなる前進を誓うべく、全国各地から大勢の福祉関係者が参集。分科会を通して意見を交換するなど、互いに研鑚を積んだ。この後、ベストセラー小説『佐賀のがばいばあちゃん』の著者・島田洋七氏による記念講演会が天理大杣之内第1体育館で催され、約2千500人の聴衆が詰めかけた。