ドイツの道に〝新たな風〟 半世紀の交流の歩み 雅楽公演として実現(10・29~11・9)

■2009年11月26日

天理河原町雅楽会

 本教とドイツとの関わりは、半世紀前にさかのぼる。中山正善・二代真柱様が「国際宗教学宗教史会議」に出席された際、マールブルク大学の教授らと親交を深められたことを端緒に、以後「天理教展覧会」の開催、天理大学と同大学の人材交流などを通して友好関係を深めてきた。こうした歴史を踏まえ、今回、河原町大教会(深谷善太郎会長)はケルン市を拠点として雅楽公演を企画。その中で、京都とケルン両市の後援と、現地教友の全面的な協力を受けて当初の公演予定を拡大。10月27日から11月9日にかけて、ドイツ3カ所、オランダ1カ所で「テンリ」の名のもとに雅楽を通じての文化交流を展開、各地で賞賛を浴びた。