「東京国際ブックフェア」3回目の出展 書籍とイベントでアピール 道友社(7・9〜12)

■2009年7月25日

 道友社(上田嘉太郎社長)は、9日から12日にかけて東京ビッグサイト(有明)で開かれた第16回「東京国際ブックフェア」へ今年も出展した。このブックフェアは、国内外の出版社などが一堂に会し、書籍の展示・販売などを行うアジア最大級の〝本の見本市〟。今年は、過去最多となる世界30カ国から800社が出展。期間中、国内外の出版社や書店関係者、一般入場者など6万4千人の人出でにぎわった。今年3回目の出展となる道友社は、お道の文書活動を紹介するとともに、教えに基づく”ものの見方・考え方”を広くアピールした。    今回のブックフェアに向けて、宮崎伸一郎氏(日本臨床心理士、梅満分教会長)、古市俊郎氏(産業カウンセラー、福之泉分教会長)、早樫一男氏(日本臨床心理士、彌榮分教会彌生布教所長)の3人の〝お道のセラピスト〟によるエッセーとポストセッション(意見交換)などをまとめた『親のココロ 子のキモチ』を刊行した。  このほか6月発売の『すきっと』第13号や、2月に続編が刊行された『幸せのたね2』(道友社編)も目玉商品の一つ。  ブースの本棚には、これらお道の書籍や定期刊行物をはじめ、「おうた」や雅楽のCDなど約60点を陳列。また、前回の来訪者の要望に応え、これまで展示用としてきた『おふでさき』『みかぐらうた』の原典や、『天理教教典』『稿本天理教教祖伝』『稿本天理教教祖伝逸話篇』などの教義書も販売した。    両日の午前には、『すきっと』第13号で紹介されたオカリナ奏者の善久(Zenkyu)氏(本荏原分教会教人)が、「いにしえの土笛  オカリナの魅力」と銘打ってトークショーを実施した。  11日午後は、『親のココロ 子のキモチ』の著者の一人、宮崎氏によるトークショー。この後、宮崎氏が著者の一人である早樫氏をステージに招いて紹介。早樫氏のあいさつの後、二人のサイン会が行われた。  12日午後のトークショーでは、『幸せのたね2』の執筆陣の一人で『あすなろのうた』の著者・井筒正孝氏(青森教区長)が登場した。    会期中、道友社ブースには、教内外から2千人を超える人々が訪れた。会場では、東京・神奈川の両教区から延べ26人の女子青年が接客ひのきしんに当たり、笑顔で来訪者へ記念品を手渡した。