おやのことば 12月7日

朝晩の冷え込みが厳しくなり、天気の良い日でも風の冷たさを感じる季節になってきました。

今朝も冷え込んだ空気の中で、妻が洗濯物を干しています。短期や長期の出張が多く、1週間単位で家を空けることも少なくないのですが、いつ帰ってきても家の中はいつもと同じように整っています。

毎日変わることなく掃除や洗濯を繰り返し、整理・整頓を心がけてくれているからでしょう。子供のころから片づけが苦手で、独身時代は洗濯物の山をかき分けながら暮らしていた私にとって、彼女はいつも尊敬に値する人です。 「一寸箒を持って掃除するようなもの。初めは少しの埃でも掃除する。なれども、もう箒は要らんと言う。さあ積もる\」

どんなことでも、最初の一日や二日は続けることができます。でも、それが1年、5年、10年となると……。

気分の乗らない日や体調の悪い日もあるはずですが、どんな日にも埃は積もりますし、子供(”大人の子供”一人を含めて)は洗濯物をあちらこちらに脱ぎ捨てます。

昨日も新聞を読んだままにして叱られましたが、そのせいでしょうか、「おさしづ」を拝読していて、今回のお言葉が目に留まりました。日常の場面に譬えたシンプルなお言葉の中に、信仰生活の基本が集約されているような気がします。

さあ、休日だからといってゴロゴロせずに、何かお手伝いをしましょうか。(岡)

ページの先頭へ