おやのことば 9月27日

誰の人生にも、好不調の波はあります。野球で言えば、スランプのときはバットが空を切り、好調時には当たり損ねの打球もヒットになる。こうした経験をするのは、なにもスポーツ選手だけではありません。

気分が乗らないときは、体調が悪くなりがちです。今朝も起き抜けに、腰に違和感を覚えました。季節の変わり目には、しばしば腰痛に悩まされますが、このような体調の変化は、もしかすると”心の変わり目”と重なっているのかもしれません。

周囲に原因を求める前に、まず自分自身を見つめ直す必要がありそうです。

「うたて\暮らす日も、朝とうから心が勇むという日もある。何も案じる事は無い」

気分の良い日も、あまり調子の良くない日にも、太陽は常に東から昇って西へ沈みます。どんな日も、親神様のご守護に変わりはありません。目の前に生起するすべてのことは、親神様の思召の表れなのです。

「おさしづ」を拝読していると、こうした世界の真実に気づくことの大切さを強調するお言葉が少なくありません。曇っているのはこちらの心であり、今日も昨日と同じように日は昇るのです。

こんなことを書いているうちに、東の空が明るくなってきました。さあ、「朝とうから心が勇む」日になるよう、まずは元気に朝のあいさつをしましょう。(岡)

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