おやのことば 9月9日

本部の8月月次祭に参拝して、炎天下で「みかぐらうた」を唱和していると、二十数年前の出来事を思い出しました。

夏休みに西日本一周の自転車旅行を計画して、「こどもおぢばがえり」のひのきしんを終えてから出発し、8月の月次祭に間に合うようにおぢばへ帰ってきました。その年も厳しい暑さが続き、道中、一度も雨にあわずに炎天下を走り続けた記憶があります。

いろいろな経験をしましたが、あるとき途中で財布が空になり、飲み水も無くなったことがありました。最後はどうしようもなくなって、近くの交番に立ち寄りました。

事情を話すと、当番の警察官が冷たい麦茶をご馳走してくれました。あまりに美味しくて、冷蔵庫に入っていたヤカンを二つとも空にしたのを覚えています。

「同じ兄弟\親切無けにゃならん」

旅先で受けた親切は、いつになっても心に残ります。困ったときは、お互いに気持ちよくたすけ合いたいものです。

特に、「一れつきょうだい」と教えられている私たちは、どんなときも他人に心を開く姿勢を忘れてはならないでしょう。

忙しい毎日を送っていると、どうしても自分の都合を優先しがちですが、そんなときは、あの日の麦茶の味を思い出しています。

親神様の目から見れば、世界中の人間は皆「きょうだい」であり、互いにたすけ合うべき存在なのですから……。(岡)

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