おやのことば 8月14日

40歳を過ぎたころから、真夏の冷房が苦手になりました。冷房のよく効いた室内に長時間いると、体が冷えて、息苦しくなってきます。

たぶん、汗をかきやすい体質が影響しているのでしょう。長時間の会議などでは、ひじやひざから体が冷えてくるので、いつも両手でひじを覆っています。何年か前には完全に体温調整のバランスを崩して、ひどい夏バテに苦しんだこともありました。仕事場の冷房は何年も前から28度に設定していますし、それも普段は消してあります。

「暑い時には暑い、寒い時分には寒い事知らす。よう聞き分け」

気温が上昇しているからと、冷たい飲み物で体を冷やし、冷房の効いた室内で過ごしていると、体は冷えているのに、もっと冷たいものが欲しくなってきます。

私の場合、こうなると、もう夏バテの始まりです。昨日も、暑いと思いながら入浴して湯船につかると、暑さを感じていたはずの体が、しばらくしたら、随分冷たくなっているのに驚きました。

夏には炎天下で汗を流しながら、親神様のご守護に感謝し、冬にはピリッとした冷気の中で気合いを入れる。そんな生活ができないのは、やはり、若いころから不摂生と暴飲暴食を重ねてきたせいでしょう。

「かしもの」の体の大切さに気づくのが少し遅かったと反省しながら、これからは、この体をもっと大切に使わせていただきたいと思っています。(岡)

ページの先頭へ