おやのことば 5月26日

ようやく、初夏らしい暖かい日が続くようになってきました。

今年の春は寒暖の差が激しく、暖かくなったかと思えば、また急に冬のような寒さになり、衣替えにも時間がかかりました。

天気が変わると気分も変わります。昨日は上向きだった気分が、今日は反対に落ち込みがちになることだってあります。

また、気持ちが不安定だと、体調にも影響があるような気がします。この春は、膝や腰などに痛みを感じる日が少なくありませんでした。

「心に掛かる処は、それ\事情、心に掛からんよう、安心するように」

暖かい日にも寒い日にも、変わらぬ親神様のご守護があります。暖かい日差しは両手を広げて受けとめ、冷たい風は涼しい顔で受け流す。少し心の向きを変えれば、誰にでも簡単にできそうですが、実際に強い日差しや冷たい風にさらされると、つい不足の心が先に立ってしまいがちです。

庭先に植えた草花は、晴れの日には太陽の日差しに向かって葉を広げ、雨の日には生き生きと水の恵みを吸収しています。人間も、この草花と同じように、自分に与えられた条件をあるがままに受けとめ、今日を感謝して暮らしていけたらいいのですが……。

今日は雨です。曇天の下の緑草は、水分を補給して生き生きとしています。少しは彼らを見習わないといけませんね。(岡)

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