
しばらく”花冷え”の日が続いていましたが、今日は暖かい日差しが戻ってきました。
春の陽気に誘われて戸外へ出ると、そこかしこに色鮮やかな花たちが咲いています。勝手口を出たところに生えている菜の花の株にも、黄色い小さな花がたくさんついています。
雑草が生えないように砂利を敷き詰めてある場所に、ポツンと一株だけ生えているのです。最初は雑草だと思って引き抜こうとしましたが、妻にたしなめられました。
草刈り機で、あやうく刈り取られそうになったこともあります。その後は花が咲くのを楽しみにしながら、妻が手入れをしていたようです。
「草山は草山の値打ち。種があればこそ、修理がある」
一時は周囲の景観を損なうような気もしましたが、咲き始めた小さな花を見ていると、気持ちが変わってきました。どこからか飛んできた小さな種が、時には思いがけない場所に根を下ろし、与えられた生命の可能性を育んでいるのです。
種から芽が出て、花が咲くという生命の成長自体は、親神様のご守護によるものです。でも、花を愛でるには、人間の「修理」も必要になります。
小さな花にそっと手を添えるように、すべての人に与えられている生命の可能性を実現するためには、親神様のご守護に応える人間の側の努力も必要だということを、あらためて感じました。(岡)
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