おやのことば 2月8日

センター試験を皮切りに、大学や高校(最近では小・中学校から幼稚園まで)の入学試験シーズンが始まりました。

目標を達成するためにコツコツと努力を積み重ね、その成果を試す。緊張している受験生の姿に、こちらまで体が硬くなりますが、問題文を追う真剣な眼差しを見ていると、清々しい気分に包まれます。

スポーツの大会や仕事先でのプレゼンテーション、習い事の発表会や資格試験に至るまで、職種や年齢、性別を問わず、人生にはピリピリした緊張感を味わうような場面が幾度もあります。そのすべてに共通しているのは、積み重ねてきた努力の成果が問われるということでしょう。

「運」や「ツキ」のおかげと思える結果も時にはあるかもしれませんが、私の数少ない経験を振り返っても、やってきたこと以上の成果を得ることは、ほとんどなかったように思います。

「これまで尽した理、日々の守護という。万事案じる事は要らん\」

よく考えてみれば、自分にとって”大切な日”の一日だけでなく、その日に向けて努力してきた毎日の積み重ねも、親神様のご守護によって初めて可能になるのです。目標を達成するために必要なのは、運ではなくて親神様のご守護だということを忘れてはならないでしょう。

私の場合、すごく不安になって緊張するような場面では、いつもこんなふうに考えて心を落ち着かせています。皆さんも試してみませんか。(岡)

ページの先頭へ