おやのことば 1月14日

新しい年が始まりました。過ぎ去った年の出来事を振り返り、新たな年に思いを馳せながら「おさしづ」を拝読していると、自然にこのお言葉が目に留まりました。

一年のうちには心弾むような日もあれば、落ち込む日もあるでしょう。自分の思うように事が運ぶときもあれば、予想もしなかった出来事に右往左往することもあるかもしれません。しかし、この世界は常に子供かわいい、たすけたいという親神様の親心に満たされているのです。

「救けたいが親の心可愛が親の一条」

身上や事情に悩み、神意を伺う人々に対して、「おさしづ」では同じようなお言葉を何度も繰り返して伝えられています。人間が陽気ぐらしをするのを見て、ともに楽しみたいとの思召から創造された世界。最初に産みおろされた小さな生命の成長を、親神様はいつも温かく見守ってこられました。そして、いまもこの世界は、「親の心」に基づいて存在しているのです。

今年もいろいろなことがあるでしょう。しかし、自分の都合を尺度として「なぜ」「どうして」と思い悩むのではなく、どのようなときも親神様の思召を尺度に毎日の出来事を受けとめ、喜びの心をつないでゆく。そんな一年にしたいものです。(岡)

ページの先頭へ