天理参考館「天理図書館 古典の至宝」―新善本叢書刊行記念

■2017年9月22日

期間=2017年9月16日(土)から11月27日(月)(全3期)

 

“天下の孤本”一堂に

 天理参考館(春野享館長)と天理図書館(諸井慶一郎館長)が共催する特別展「天理図書館 古典の至宝―新善本叢書刊行記念」は16日、参考館企画展示室を会場に始まった。

 今展は両館の創設者である中山正善・二代真柱様の50年祭が11月14日に執行されることを受けて企画された、初めての”合同展”。

 『新天理図書館善本叢書』の刊行記念として、国宝3点・重要文化財10点を含む古典籍75点が、11月27日まで3期に分けて一般公開される。

 

二代真柱様の映像上映も

 会期中、映像上映や関連イベントが実施される。

 3階ロビーでは、「創設者・中山正善の足跡」と題したスライドショーとビデオが上映される。

 また、10月21日(土)、11月25日(土)の午後1時半からはトーク・サンコーカン(公開講演会)シリーズ『創設者・中山正善の足跡』が、それぞれ行われる。

 なお会期中、特別展を何度でも見学できる「特別展三期フリーパス券」(1枚1千円)が販売されている(10月9日(月)まで)。

 また、11月19日(日)までの土日・祝日を中心に、天理駅から天理大学の区間で、奈良交通の臨時バスが運行される。

 

  • 天理参考館

    特別展には、古典籍ファンが連日集まっている(天理参考館企画展示室で)