立教179年秋季大祭に7万人
立教の元一日に由来する立教179年秋季大祭は10月26日、中山善司真柱様を祭主に、本部神殿で執り行われた。天保9(1838)年、「このたび、世界一れつをたすけるために天降った」との親神様の啓示(おつげ)により、教祖が月日のやしろとなられたこの日。
神殿講話に立たれた真柱様は、身近で基本的な教えである「かしもの・かりもの」「八つのほこり」を心に治め、実行することを強調。教祖年祭という節目を目指した活動の上に立ち、あらためて足元を見つめ直し、陽気ぐらし世界実現に向けて、一層の道の伸展と銘々の成人を促された。
教祖130年祭が勤められた年の秋季大祭に、国の内外から帰り集った約7万人のようぼく・信者は、たすけ一条の道に邁進する誓いを新たにした。
教祖130年祭が執行された今年は、海外からも多くの団参が組まれ、存命の教祖を慕っておぢばへ帰る世界各国の教友の姿が1年を通じて目立つ。
この日も、ブラジルやアメリカ、ハワイをはじめ、ラオスやパラグアイ、ペルーなど、23の国と地域から帰参があった。
おつとめ中は、四方の礼拝場はもとより、神苑内の約6200脚のパイプいすを埋め尽くした参拝者たちが、心一つに勇んで「みかぐらうた」を唱和した。