「熊本地震」被災地で活動 災救隊第1次隊
最大震度7を2度観測した「平成28年熊本地震」により、熊本県は約1万棟に上る住宅被害などに見舞われた。4月14日の地震発生から10日以上がたった現在も、断水や停電は解消されておらず、相次ぐ余震の中で避難生活を余儀なくされる人が数万人に及んでいる。
こうしたなか、災害救援ひのきしん隊(=災救隊、長野吉晴本部長)第1次隊は、4月20日から24日にかけて、「前震」「本震」ともに震度7を観測した益城町へ出動。同町社会福祉協議会の要請を受け、まず現地ボランティアセンターの立ち上げに協力。さらに、5日間で延べ416人の隊員が、被災民家のがれき撤去や瓦が欠落した屋根のブルーシート張りなどに従事した。
(2016年4月25日記)
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