天理医療大学 開学(4月3日)

■2012年4月7日

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第1回入学式

真柱様「成人への研鑽怠らず」


学校法人天理よろづ相談所学園「天理医療大学」(吉田修学長)の第1回入学式は4月3日、真柱様ご臨席のもと、同大学講堂で挙行された。

同大学は、これまで天理看護学院と天理医学技術学校が担ってきた、おたすけの心を持つ“お道の看護師・臨床検査技師”育成の実績を踏まえつつ、より質の高い医療を提供するうえから、両校を統合・大学化したもの。

式典の中で、お言葉に立たれた真柱様は、同大学の教育の根幹を成す信条教育や「憩の家」創設の理念について諄々と諭したうえで、新入生に対して「積極的に自ら育つ努力をしていただきたい」と求められた。


公益財団法人天理よろづ相談所「憩の家」(横山一郎理事長)は昨年3月、文部科学省へ同大学の設立認可を申請し、昨年10月24日に正式な認可を得た。

「憩の家」では、開所翌年の昭和42年、付属の専門学校として、天理高等看護学院(現・天理看護学院)と天理衛生検査技師学校(現・天理医学技術学校)を開校。お道の信条教育に基づく“看護・医療ようぼく”の育成機関として、これまでに看護師約2400人、臨床検査技師約1200人を、同院をはじめとする全国各地の医療施設へ送り出してきた。

この日、晴れて入学を迎えた第1期生は、医療学部看護学科74人と同臨床検査学科31人の計105人。4年間のカリキュラムを通して、総合・共通の基礎科目と各学科の専門科目を履修し、卒業時には、それぞれ「看護学」「臨床検査学」学士の学位と共に、看護師ないし検査技師の国家試験受験資格を得る。


天理医療大学HP