真柱様「世界宗教者平和の祈りの集い」へ 閉会式セレモニーに出席(9・6〜9・8)

■2009年9月22日

ポーランド・クラクフ

 今年で23回目となる「世界宗教者平和の祈りの集い」(聖エジディオ共同体・クラクフ大司教共催)が、6日から8日までポーランドの古都クラクフで開催された。本教からは飯降政彦表統領、白木原嘉彦・海外部ヨーロッパ・アフリカ課長、田中善教・ヨーロッパ出張所長、尾上貴行・英国連絡所長が出席し、真柱様ご夫妻が初めて視察された。  この「集い」の嚆矢は1986年、前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世の呼びかけにより、世界の宗教者がイタリア・アッシジに集まった「世界平和の祈りの集い」にある。翌87年からは、カトリックの在家団体「聖エジディオ共同体」(ローマ)が中心となり、ヨーロッパの都市を巡回して毎年開かれている。  初日、クラクフ大司教であるスタニスラウ・ジビッツ枢機卿主催のミサが、市郊外の「聖なる慈悲の神殿」で執り行われた。引き続き、ローマ法王ベネディクト16世のあいさつがあり、屋内外のスクリーンを通して生中継された。  二日目は、22のテーマを掲げた分科会が開かれた。  本教からは、飯降表統領が午後の部の「信仰と科学」のパネリストの一人として出席し、スピーチ。その模様を、真柱様ご夫妻が視察された。  最終日には、旧市街で宗派ごとに「平和の祈り」を捧げた。本教は、市街中心部にほど近い修道院で、飯降表統領らが座りづとめと四下り目までのてをどりまなびを勤めた。  この後、市中心部の中央マーケット広場に全参加者が集結、閉会式に臨んだ。  セレモニーでは、教服に身を包んだ真柱様と飯降表統領らがステージへ。式のクライマックスは、各宗派の代表者による”平和のろうそく”への点火。真柱様も本教の代表として火をともされた。そして、採択された「2009年 平和のアピール」に署名された。

(立教173年9月13日号)