おやのことば 1月8日

ドドドドド……。

開け放たれた南礼拝場の障子の間から、管内の学生・生徒たちがあふれ出てきました。厳しい寒さに身を縮めながら階段を上っている私も、すれ違う若者たちの明るい笑顔を見ていると、少し元気が出てきます。

一気に人波の引いた礼拝場は、一瞬ガランとして見えますが、一歩殿内に入ると、まだ人の温もりが残っています。凍てつくような厳寒の日でも、若者たちが集まれば、この広い礼拝場を暖めることができるのです。足元の畳に残る温もりよりも、礼拝場全体の空気がまだ暖かく感じられることに、若者たちのエネルギーを感じました。

「清水一つの理が頼り、暖味一つが頼り」

早朝の暖かい太陽の光を浴びて、今日も変わらない親神様のご守護に感謝する日は少なくありません。でも、このような形で、人間身の内のぬくみの守護を感じる機会はなかなかありません。自然の働きばかりが親神様のご守護ではなく、現在、自分がここに生きていること自体が、絶えざる親神様のご守護によって支えられているのです。

寒風にさらされた手先は冷たくなっていても、袖口に手を入れると自分の体は温かい。そう思うと、手の甲に伝わる畳の感触さえ、いつもと違うような気がしてきます。

さあ、勇んで今日一日の務めを果たしましょう。 (岡)

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