
梅雨のシーズンです。不安定な天候が続いているため、戸外でのイベントや作業は、なかなか計画通りにいきません。
先日も、雨の降る中で草取りをしました。片手で傘を差しながらもう一方の手で草の根を掘り返す。思うように作業は進みません。頭は傘の中に入っていても、背中はびしょ濡れです。
それでも、コツコツと作業を進めて数十分。疲れた腰を伸ばして辺りを見回すと、周囲はかなりきれいになっています。雨のために思うような作業はできないけれど、やっていることは無駄ではないようです。少しうれしくなって、また草の根を掘り返しました。
「雨降りもあれば、天気もある。雨降りの日は、十分の働きは出来難くい」
長い人生、雨の日も晴れの日もあります。調子の良い日には簡単にできることも、体調が悪いときには時間がかかります。
今朝も、少し体調は良くないのですが、重い体を布団から引き離し、参拝してから濃いめのコーヒーをすすり、机に向かっているうちに調子が良くなってきました。
雨の日には、雨の日の喜びがあります。
今朝のコーヒーが、こんなにおいしく感じられるのも、寝起きのときに体が重かったからかもしれません。どんな日にも、今日の自分にできることを、勇んでつとめられるようにしたいものです。(岡)