おやのことば 5月6日

毎日「おさしづ」を拝読していると、読み返すだけで勇気が湧いてくるような、力強い励ましの言葉に出合うことが少なくありません。今回のお言葉は、その代表的なものの一つではないでしょうか。

「苦労は楽しみの種。どうでもこうでも楽しみ働けば、これ種と成る」

心配な出来事や将来への不安、つらい事情や長患いなどに向き合い続けていると、次第に疲れがたまってきて、前向きな気持ちを失うこともあるでしょう。しかし、どのようなときにも親神様は、私たちを温かく見守り続けているのです。

同じ「おさしづ」には、「先は神が引き受けて居る。案じる事要らん」とか、「難儀さそう不自由さそうは無い。(中略)どんな事も勇んでくれるよう」といった、励ましの言葉が並んでいます。

身上や事情に直面している本人にとっては、目の前の状況が全く出口の見えない、袋小路のように感じられることもあるでしょう。しかし、親神様の目から見れば、あらゆる人々に陽気ぐらしの可能性が与えられているのであり、教祖を通して私たちには、一人ひとりの運命を切り替えていく道が教えられているのです。

人生に行き詰まったときこそ、「おやのことば」に目を向けてもらいたい。今日一日を生きる勇気が、必ず与えられるはずです。(岡)

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