
なかなか日程が取れないなか、ようやく「三日講習会」の「Ⅲ」を履修しました。「Ⅰ」から「Ⅲ」を修了するまで、足かけ5年の受講となりました。
初日の昼食を終えて、ねりあいをしているとき、奇妙な振動を感じました。ゆっくりとした揺れが、数分間続いています。もしかしたら、どこかで大きな地震があったのではないか、と語り合っていたところに、震災のニュースが伝えられました。
現地に親類や知人のある方々は、携帯電話で連絡を取っています。講習中、新聞やテレビの情報を得られなかった私は、帰宅後に詳しい状況を知って驚きました。
『天理時報』の1面のコラムですから、何か励ましの言葉を書きたいと思うのですが、あまりの事態に全く言葉が出てきません。ただただ、「おさしづ」を手に取って「おやのことば」をたどるばかりです。
「これまで通りたる者、皆寄り合うてる/\。皆手を繋いでる者、寄り合うてる」
教会本部から、被災地の復興と被害に遭われた方々の無事を祈念して、「お願いづとめ」の呼びかけがありました。こんなときこそ、互いに心を寄せ合うことが大切でしょう。何をしたらいいのか、自分に何ができるのか。ただ考え込んでいても、何も始まりません。
まず、今日のお願いづとめに参拝したいと思います。(岡)