いつもと同じ道を歩いていたり、いつもと同じように仕事をしていても、ふとした瞬間に、過去のさまざまな出来事を思い出すことがあります。
立ち止まって振り返ると、人生は決して平坦ではない。去年も、おととしも、その前の年にも大きな節目がありました。今日は昨日と同じ一日の繰り返しではなく、一日一日は新たなスタートラインでもあるのです。
ただ、毎日の暮らしの中では、どうしても今日一日の大切さを忘れてしまう。仕事を始めたころの情熱や、学校に入学した当時の希望や目標、信仰上の心定めなど、人生の節目において仕切った気持ちが、日常生活の中で次第に薄れていくことは少なくありません。何か特別な出来事に直面して、「当たり前」の毎日が、決して「当たり前」でないことに、あらためて気がつくのです。
「ふし無くば分からん」
人生の節目に出合ったとき、人は「どういう事あろうか、こういう事あろうか」と思い悩み、先々のことを心配するでしょう。しかし、どのような問題も「ふしから芽が出る」と積極的に受けとめ、「当たり前」の日常に感謝し、毎日を新たな気持ちで生きていく。教祖を通して、私たちに教えられているのは、このような喜びに満ちた人生なのです。(岡)
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