おやのことば 11月20日

夫婦が互いに心を寄せ合い、支え合って暮らしていくためには何が必要なのか。こうしたテーマについて、教理をもとに考える機会がありました。

少しまとまった文章を書くことになっていたので、原典の記述や教祖の逸話に学びながら、自分なりに夫婦のあり方について考えていると、やはり心に浮かんでくるのは「反省」です。

日常生活に直接関わるテーマについて深く考えることは、自らを見つめ直す、とてもいい機会になります。何か文章を書いたときに、いつも最初に読んでもらう妻とも、夫婦のあり方について、じっくり話し合うことができました。 「この道は聞けば聞く程難しいと言う。難しいやない。心の理が難しいのや」

夫婦がともに、親神様・教祖のほうへ心を向けながら、日常のちょっとした言葉の使い方や気づかいを大事にすること。さらには、一つの夫婦の治まりが、いつかは世界の治まりになるという大きな心を持って、毎日の小さな事柄に心を配ること。こうした姿勢の大切さについて、妻とともに学ぶことができました。

しかし、言葉にするのは簡単でも、実行することは容易ではありません。今朝も、妻から「言っていることと、やっていることが違う」と叱られました。でも、だからこそ時々、夫婦で話し合う時間が必要なのだと思います。(岡)

ページの先頭へ