おやのことば 4月26日

春が来ました。

暖かな太陽の光とやさしい空気が、体中に染みわたるような気がします。

朝の通勤途中、思わず立ち止まって深呼吸をしたくなります。つい先ほども、道の真ん中で大きく息を吸い込みました。

野山は自然の色彩にあふれていますが、人が整備した町中の木々や草花も美しい。規則的に配置された黄や緑のコントラストが鮮やかです。

花壇の近くに腰を下ろすと、降り注ぐ太陽の光に照らされて、生き生きと伸びる小さな花芽に気がつきました。

「朝から日々結構々々と言う。うっかり聞いては分からん」

草花などの小さな生命も、親神様のご守護の現れの一つです。顔を近づけて細かく観察すれば、爪楊枝のような茎の一本一本や小さな葉先にまで養分が行きわたり、生命が支えられていることが分かります。

昨日も今日も、そして明日も、この世界は親神様のご守護に満たされている。春の草花はそのままでも美しいけれど、そこに親神様のご守護を感じるとき、その美しさの意味合いが変わってきます。

さあ、もう一度深呼吸して、今日一日を大切に過ごしましょう。どんな日にも、親神様のご守護は世界中にあふれているのですから。(岡)

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