第1253回2023年10月27日配信
東京スカイツリーから、こんにちは ~生まれ替わって会いにくるね~
次女の二人目の妊娠は、八か月の流産という悲しい結末に。しかし、ママには赤ちゃんの声がはっきり聞こえてきた。
東京スカイツリーから、こんにちは
~生まれ替わって会いにくるね~
吉永 道子
今回は私の次女の赤ちゃんの話をします。それは、赤ちゃんがあたたかいお腹の中で過ごした、幸せな8カ月間の出来事です。今、感謝の気持ちを込めて…。
次女の二人目の妊娠は、五年間待ち望んでいたものです。五歳のお姉ちゃんは、大喜びで毎日、何回もママのお腹の赤ちゃんに話しかけます。すると、赤ちゃんもお腹の中で答えているのでしょう、お腹がツンツンと膨らみます。
そんな嬉しい日常の中、健診で気がかりなことが。羊水が異常に増えていて、何か問題があるかも知れないとのことでした。
パパもママも診察の結果に驚きました。しかし、どんな形であれ、今世、私たち夫婦のことを親として選んでくれた赤ちゃんに感謝し、産み育てていきたいと、神様に祈りました。
毎日の祈りの時間は刻々と過ぎていきました。ママは身体にむくみが出て入院することになりました。そして、祈りの甲斐なく、赤ちゃんはママのお腹の中で八か月の人生を終えました。それは本当に、辛い、悲しい出来事でした。
産声は聞くことは出来なかったけれど、ママには、赤ちゃんからの声がはっきり聞こえてきました。
「ママのお腹の中は、あったかくて愛がいっぱい。優しさで包まれた、とっても幸せな時間でした」
ママは、
「会いにきてくれてありがとう」
そう伝えます。赤ちゃんは、
「ママ大好き、また生まれ変わってくるね」
ママは胸の中に赤ちゃんのぬくもりを感じ、心の声が聞こえてきたのだと確信しました。
それから五年の歳月が流れ、ママは妊娠しました。赤ちゃんが生まれ変わって帰ってきてくれました。
「おかえりなさい」
ママはそう言って愛しい我が子を抱き、産声を聞きました。
あの日、会いに来てくれた赤ちゃんと約束したことは現実になりました。それは、赤ちゃんが魂のふるさとから帰ってくることを、ママが素直に信じて待った証なのです。
その赤ちゃんは現在五歳になり、元気に幼稚園に通っています。ある時、ママに、魂のふるさとでの出来事を話したそうです。
「きちんとママの所へ行くようにって、言われてきたんだよ」
不思議ですね。
かぁかのおうちをいつも利用してくれるママの中に、私の次女と同じ経験をしたママがいます。二歳の子を連れた彼女は、待ちに待った二人目が授かったことが嬉しくて、ずっと不妊治療などをしていたことも話してくれました。ところが、後日体調が急変し、赤ちゃんはお腹の中で亡くなりました。
ママの心と身体は壊れる寸前でした。赤ちゃんが亡くなった原因は自分にあると、苦しみと悲しみの中で自分を責めていました。
私はママのあふれる涙をぬぐって、次女が赤ちゃんを亡くした話をしました。そして、母と子の絆は永遠で、ママのお腹の中で過ごした幸せな時間は、生まれ変わってくるために必要な、とても大切な時間であったことを伝えました。
自分を責めていたママも、パパと上の子の愛に包まれ、二年後に二人目の赤ちゃんを授かりました。そして先日、一歳の誕生日を迎えることができました。
これからも、たくさんのママさんをかぁかのおうちに引き寄せてください。私はいつも、ママさん達からいっぱい愛をいただいています。ありがとう。
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