天理教民生児童委員連盟 「おやさと研修会」開催
布教部社会福祉課(橋本武長課長)所管の天理教民生児童委員連盟(橋本直之委員長)は、11月25日(火)、おやさとやかた南右第2棟を会場に「おやさと研修会」を開催。連盟委員をはじめ、福祉・防災に関心がある方、地域での活動に関心がある方71人が参加した。
研修会では、橋本直之委員長があいさつした後、珠洲ひのきしんセンター事務局長の石橋雄一郎氏が「『防災と教会』災害時あなたなら…」と題して講演。
石橋氏は令和6年1月1日に起きた能登半島地震の被災者であり、当時の被災状況や「地震直後は逃げることしかできず、何もできないただの被災者」などと自身の心情を述べ、また教友と共に珠洲ひのきしんセンターを立ち上げたことや、天理教の団体や県外から支援をしに訪れたボランティア団体と協力して行ってきた支援活動など、自身の実体験について語った。
なかでも、教友やお道の仲間の支援に一番助けられたことにふれ、「お道の素晴らしさをあらためて感じた」と語った。さらに、この能登半島地震による自身が受けた被害に対して、「成ってくる理が天の理」「今だけが終着地点ではない。これから先に結構なことが起こるために神様が起こしてくださっていることなので、これは全部いいこと」「神様が下さることだから、どんなことも全部良いことと決めている。とりあえず笑っていよう、そう心がけている」と語り、講演を終えた。
講演後はグループワークが行われ、参加者同士で、石橋氏の講演を振り返りつつ「いざ自身の住む地域で地震が起きたとき、どのような行動をすべきか」や、「平時にしておくこと」など、地域社会に対してようぼくだからこそ果たせる役割について共に考え、語り合った。
なお、研修の詳細については『天理教民生児童委員連盟だより』に掲載される。
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