天理教民生児童委員連盟 「地域のおたすけ研修会」開催

■2025年7月23日

発信者:社会福祉課

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布教部社会福祉課(橋本武長課長)所管の天理教民生児童委員連盟(橋本直之委員長)は6月28日、大阪教務支庁を会場に、近畿ブロック『地域のおたすけ研修会』を開催し74人が参加した。

本年度は「地域子育てネットワークの実際」をテーマに研鑽を図った。基調講話は、NPO法人「よしよし」理事長の末吉喜恵氏、大阪市旭区社会福祉協議会の水戸由美子氏と河島連利氏が行った。

末吉氏は、核家族化や地域のつながりの希薄化、情報社会化などによる子育ての孤立などの現状から生じる不適切な養育、いわゆるマルトリートメント(マルトリ)へとつながることに対して、さまざまな社会資源と連携しながら、地域で見守る子育て支援の必要性と、自分自身が当たり前としている価値観を取り除くこと、傾聴すること、相手との境界線を適正に引くことの大切さなどを述べた上で、問題を抱える人から話を聞く際に自身が心がけていることについて話した。

また、水戸氏、河島氏からは、子育て中の保護者とその子供が気軽に集い、保護者同士の交流や育児相談、その他子育ての情報を提供する場所としての、地域子育て支援拠点事業の実践報告があった。

なお、研修の詳細については、毎年8月に発行される『天理教民生児童委員連盟だより』に掲載される。