ひのきしんスクール講座「事情だすけ」開催

■2025年7月3日

発信者:ひのきしんスクール

ひのきしんスクール(橋本武長委員長)は、講座「事情だすけ」を6月26日午後から27日にかけて、おやさとやかた南右第2棟3階で開催、19人が受講した。

この講座は、多様化する事情のおたすけについて役立つ知識や工夫を学び、信仰者として当事者や家族のたすかりについて共に考えていくもの。

初日は、山﨑栄喜氏(南本郷分教会長)が「法律知識とおたすけ」をテーマに講義を行った。弁護士資格を持つ立場から、ようぼくが相談を受けやすい事例に関し、必要な法律知識やおたすけで大切な視点について、自身の経験を踏まえ語った。

引き続き、山﨑石根氏(美阪分教会長)が「依存症のおたすけ現場から」をテーマに講義を行った。依存症の仕組みや依存症に悩む人との関わり方など依存症の基本的知識を解説するとともに、自身のおたすけ経験をもとに実際の現場の当事者の悩みや支援の歩みについて紹介した。

2日目は、井筒悟氏(黒石分教会長)が「修養科でたすかった人たち」をテーマに講義を行った。心の仕組みを解説し、事情だすけにおいて心に焦点を当てることの大切さを語った。

引き続き、武内正美氏(髙屋分教会長)が「教会家族と共に」をテーマに体験談を語った。教会で受け入れている住み込み人について、直面してきた事情と、そのおたすけの実際について、さまざまな事例をもとに紹介した。

最後に、山﨑栄喜氏の司会のもと、講師4名で座談会を行った。事情の当事者や家族との関わり方、おたすけで大切な視点、事情のたすかる姿など事情だすけについて講師同士で語り合った。

次回のひのきしんスクール講座は、立教188年8月26日~27日、講座「カウンセリング」を開催する。詳しくはこちら