天理教保護司連盟 「第12回ようぼく保護司研修会関東ブロック大会」開催

■2024年12月11日

発信者:社会福祉課

会場:日本橋大教会

会場:日本橋大教会

布教部社会福祉課(橋本武長課長)所管の天理教保護司連盟(北嶋眞二郎委員長)は、教祖140年祭活動3年目に向かうこの旬にさらなる発展を目指し、11月29、30の両日、日本橋大教会(東京都品川区)を会場に「第12回ようぼく保護司研修会関東ブロック大会」を開催。連盟委員をはじめ、保護司や教誨師、民生・児童委員、教区福祉担当者、保護司活動に関心のあるようぼくなど、77人が参加した。

研修会では、伊藤逸雄副委員長の開会の言葉、北嶋眞二郎委員長、来賓のあいさつに続いて、日本キリスト教団代々木上原教会牧師・宗教とLGBTネットワーク代表の中村吉基氏が「LGBTQ+と教会 壁をつくらない共同体を目指して」と題して講話した。

30日には、保護司・教誨師・天理教依存症たすけあいの会代表の鈴木顕太郎氏が「誰もがやり直せる世界を目指して~対象者とより良き関係を築くために~」と題して講話。鈴木氏は、対象者に対して教えに沿ってどう寄り添ってきたのかを自身の保護司としての体験談をもとに語りかけた。

今回の研修会では両日ともに、関東ブロック(東京・埼玉・千葉・神奈川・茨城・栃木・群馬・山梨)の参加教区から保護司の取り組みについて発表がなされ、グループに分かれて講話、取り組みについての発表を振り返るグループ討議の時間が設けられた。グループに分かれてさまざまな悩み、思いを語り合いながら、保護司の活動、教会の活動はおたすけの現場であることを再確認する有意義な時間となった。

この「ようぼく保護司研修会ブロック大会」は、信仰者としてのひのきしんの態度をもって保護司の職務に当たる会員のさらなる資質向上を願い、また、地域のネットワークづくりと併せて、連盟では二つのスローガンとして「全支部に1名以上のようぼく保護司を!」「自立準備ホームの登録を増やそう!」を掲げ、ようぼく保護司を増員し、より一層社会の難渋たすけに貢献することを目指している。今後も地域を変えながら1年に1度の開催を予定している。

なお、今回の講演録は、『導別冊』として天理教保護司連盟会員に届けられる。