フィリピンの布教拠点で開所20周年記念祭 – 東本大教会

■2024年11月4日

東本サンタロサ1

東本大教会は9月22日、フィリピン・ラグナ州サンタロサ市にある東本サンタロサ出張所(遠田雅男所長)の開所20周年記念祭を執り行った。

このたびの記念祭に向けては、当日の祭典で十二下りのおてふりを勤めることを目標に、現地メンバーの若い世代や少年会員が練習を重ねてきた。

迎えた記念祭当日。祭典では、雅楽の奏楽を入れて厳かに祭儀を勤め、明山晃一郞・大教会長代務者を芯に、座りづとめから十二下りのおつとめを勤めた。出張所には120人を超える参拝者が詰めかけ、神殿の外まで人があふれた。

東本サンタロサ2  東本サンタロサ3

おつとめ後、明山代務者の祝辞、濱田 誠・フィリピン出張所長のメッセージ(代読)、遠田所長の御礼のあいさつと続いた。

記念パーティーでは、現地メンバーからの心温まる食べ物や飲み物が並んだほか、サンタロサ市からは祝祭料理のレチョン(豚の丸焼き)が届けられた。さらに、少年会のダンスパフォーマンス、くじ引き大会、ギター演奏など楽しく盛大に催された。

なお、今回の記念祭に合わせて、9月19日から27日にかけて現地での「布教巡回ツアー」(隊長=曽原道勝・本原町分教会長)を実施。教会長、婦人会員、青年会員、大教会海外部員ら13人が参加した。

期間中は4グループに分かれ、四つの布教地域を継続して回り、20周年記念祭のお誘いやおさづけの取り次ぎ、にをいがけを行った。タガログ語のできる人が間に入るかたちで布教活動に励み、現地の方から大変喜ばれた。

東本サンタロサ4

後日、参加者からは「貧困地域は20年前とほとんど変わっておらず、多くの人がおさづけの取り次ぎを待ってくださっている」「出張所に集まる方も若返っており、確実に次の世代へとつながっている」などといった感想が寄せられた。

〔東本大教会・竹下社友〕