冬の神戸に響く雅の調べ – 兵庫教区灘支部「震災追悼雅楽演奏」
灘支部(志水日出彦支部長)は1月17日、神戸市で第27回「阪神・淡路大震災追悼雅楽演奏」を実施した。
当日は、楽人・スタッフら20人が参加。灘区の六甲風の郷公園、区民ホール前、西灘公園の3カ所にある鎮魂碑や慰霊碑の前で管絃『五常楽急〈ごしょうらくのきゅう〉』『陪臚〈ばいろ〉』を演奏した。さらに、演奏場所への移動中には『越殿楽』を演奏しながら練り歩く「道楽」も行われた。
震災発生から29年。冬の神戸に響きわたる荘厳な雅の調べに、足を止めて聴き入る人の姿も見られた。
〔兵庫教区・阪本社友〕