天理教教誨師・篤志面接委員 「新任研修会」を開催
布教部社会福祉課(村田幸喜課長)所管の天理教教誨師連盟(河合義雄委員長)は9月25日、「教誨師・篤志面接委員新任研修会」を社会福祉課で開催。新任の教誨師10人を含む25人が参加した。
この研修会は任免を受けて5年未満の教誨師を対象に開催しているもの。対面による開催は4年ぶりとなった。開会にあたり、村田課長は「何処までも自分がこれを此の筋において、親神様の思召をしっかり伝えさせて頂くんだ、こゝに自分の喜びがあるんだと、(中略)更に人を相手として布教の意味において喜びを伝える事が肝心だ。という点に重きをおいて貰いたい」との二代真柱様のお言葉に基づいて、おたすけ人の先端を行く者としての自負と実績を現していこうと語りかけた。
開会に続き、「矯正が宗教教誨、篤志面接に期待すること」と題し、教誨師連盟委員の小澤直樹氏(東春分教会長)が講義を行った。小澤氏は宗教教誨の歴史や新法の施工に伴う対応、宗教教誨師・篤志面接実施上の留意事項などを述べ、最後に「これまでに問題にならなかったようなこと(例……①外国に拠点を置く犯罪者集団がアルバイトと称して日本国内に犯罪者を作り出す手口が広がりだしていること、②大麻が若者たちの間に広がりだしていることなど)が次々と表面化している。このことは改善・更生のための働きかけに今後重大な影響を及ぼしてくることは明白である」と、あらためて天理教教誨師としてのつとめの重要性を語った。 その後、教誨師連盟顧問の井上廣氏(清嵐分教会前会長)が長年、教誨師・篤志面接委員としてつとめてきた体験談を交えながら「天理教教誨師・篤志面接委員のつとめ」をテーマに講義を行った。
講義終了後には、連盟委員、新任教誨師によるねりあいが行われた。