天理教保護司連盟 「おやさと研修会」開催

布教部社会福祉課（村田幸喜課長）所管の天理教保護司連盟（北嶋眞二郎委員長）は8月25日、ようぼく保護司としての活動の在り方について考える研修会を開催。

研修会では「心を操る危険な組織から人々を守るために」をテーマに、白熊繁一氏（天理教中千住分教会前会長、東京保護観察所保護司）が講演。心を操る洗脳、脅し、恐怖から心を縛り、その組織から抜けることができなくなり、また自分の心とは裏腹に行動を起こし、法に抵触しても行動をするカルト教団。カルト教団に家族が入会することによって起こる家庭崩壊。また、心の欲望という隙間から簡単に入ってきて心を脅し、恐怖で心を操り犯罪を犯させてしまう「心を操る危険な組織」。そういった組織から人々を守るために、どのような対応をしてきたのかなど、さまざまな事案を取り上げながら話を進めた。この研修会には、連盟委員をはじめ保護司、関心のある方々41人が参加した。

天理教保護司連盟にとって貴重な研修会となった今回の講演録は、『導別冊』として天理教保護司連盟会員に届けられる。

また、研修会後には櫻井詰所を会場に「意見交換会」が行われ、保護司の活動について意見交換がなされた。