鼓笛バンドコンクール – 少年会東京教区団

■2023年3月20日

少年会東京教区団(宮倉聡団長)は3月4日、荒川区の「サンパール荒川」で「第49回鼓笛バンドコンクール」(同団鼓笛バンド連盟主催)を開催した。

毎年、教区管内で活動する鼓笛バンドの集大成として、半世紀にわたって開かれてきた同コンクール。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、コンクール形式での実施を見送ってきた。その間、鼓笛隊各隊の演奏動画を親神様・教祖へお供えしたり、おぢばのお供え演奏に合わせて各隊がリモート演奏したりするなど、さまざまな方策がとられた。

4年ぶりに本来の形で開催された今回、午前の「バトンの部」には6団体10チームが、午後の「鼓笛の部」には13団体14隊が出演。参加者たちは、久しぶりにコンクールの雰囲気を味わいつつもそれぞれ工夫を重ねて練習してきた成果を遺憾なく発揮した。

今回の審査結果は、各賞および最優秀賞の授与を見送り、審査員講評が各隊・各チームに伝達されるという形式をとった。

コンクールに先立ち、開会あいさつに立った宮倉団長は、今日の日を迎えた各団体へのねぎらいとともに、隊員たちに「今日は親神様・教祖、またお世話になった大勢の皆さんへの感謝の気持ちを添えて、演奏演技をしよう」と述べた。

また、閉会式では、入江和徳・育成会長があいさつ。コロナウイルスの感染拡大がもたらした世の中の移り変わりやお道の動きにふれたうえで、「今日開催できた喜びを、夏の『こどもおぢばがえり』に向けて、一手一つの活動につなげよう」と話した。さらに、教祖140年祭三年千日活動についても「鼓笛やバトンの活動を通じて、教祖のお喜びくださる陽気ぐらしを広げていこう」と要望した。

〔東京教区・赤阪代表社友〕