天理教教誨師・篤志面接委員 「おやさと研修会」開催
布教部社会福祉課(村田幸喜課長)所管の天理教教誨師連盟(河合義雄委員長)は2月25日、おやさとやかた南右第2棟で天理教教誨師・篤志面接委員「おやさと研修会」を3年ぶりに開催。連盟委員をはじめとする46人が参加した。
はじめに村田課長があいさつに立った後、京都DARC施設長(下記参照)・太田実男氏が「薬物依存の実際」と題して講話。自身の体験談を交えながら、「薬物に依存する人の家庭環境や背景は一人ひとり異なるが、共通しているのは皆が傷ついて生きてきたこと」「単に薬を止めるということだけに留まらず、同時に自分自身が変わっていき、人間として生き方の根本を取り戻していくことが大切」と語りかけた。
続いて、3人の教誨師が「私の教誨活動」と題して体験発表を行い、河合委員長の閉講あいさつで締めくくられた。
なお、この研修会は毎年2月25日に開催を予定している。
【DARC】民間の薬物依存症回復支援施設を指す。Drug(薬物)・Addiction(嗜癖・依存)・Rehabilitation(回復)・Center(施設)の頭文字を組み合わせたもので、「ダルク」と読む。