医療用のシールドを製作 – 北海道・統北分教会

■2020年4月15日

札幌市の統北分教会(山本一元会長)は4月15日、手作りのフェイスシールド29個と購入したレインコート10セットを大阪府内の医療機関へ贈った。

これまで休校中の地域の子供を一時的に預かったり、献血に協力したりと、地域のニーズに応える活動を続けてきた同教会。

先月からは婦人会員が中心となってマスクを手作りし、地域の病院や老人ホームへ届けている。

また、教会前に「手作りマスクあります」との看板を設置したところ、地域住民から多くの問い合わせがあったという。このほか、ニューヨーク青年会(福井富洋委員長)へも手作りマスク100枚を送っている。

さらに、医療現場で世界的にフェイスシールドの需要が高まっていることから製作を開始。大阪府内の医療現場で不足していると聞き、問い合わせ窓口へ確認したうえで、すぐに完成品を発送した。

山本会長(38歳)は「“シンプルに良いことを続ける”をモットーに、困っている人にすぐに手を差し伸べられるようアンテナを張っている。いまだからこそできる世界たすけを実践して、たすけ合いの輪を広げていきたい」と話している。