「御巣鷹の尾根」で慰霊登山とひのきしん – 群馬教区西毛支部
西毛支部(丸山真司支部長)は7月28日、群馬県上野村の日航ジャンボ機墜落事故現場「御巣鷹の尾根」の慰霊登山とひのきしんを実施、他支部の教友を含む11人が参加した。
乗客乗員520人の尊い命が失われたあの夏の日から、今年で40年の節目を迎える「御巣鷹の尾根」。参加者は杖を手に、登山道の草取りや、金属製の階段に溜まった土砂や石碑に着いた苔を丁寧に取り除くなどの清掃活動を行った。また、重い資材を担いで急な山坂道を下りる工事作業員の姿を見かけた教友が、作業員の元へ駆け寄り手伝うひとコマもあった。
途中にある山小屋で昼食をとった一行は、午後、墜落現場に建てられた慰霊碑「昇魂之碑」へ。参加者は、慰霊碑前の広場で「よろづよ八首」を勤めた。その後、この地で出直された教友の墓標に手を合わせ、多くの墓標の間を通りながら下山した。
今回、参加者の半数が初めて現場を訪れたということから、村内にある「慰霊の園」を見学。事故についてあらためて学ぶとともに、今後も慰霊登山とひのきしんを続けようとの思いを新たにした。
〔群馬教区・正田社友〕