ひのきしんスクール講座「カウンセリング」を開催
ひのきしんスクール(橋本武長委員長)は、講座「カウンセリング~聴くことの大切さ~」を8月26日午後から27日にかけて、おやさとやかた南右第2棟3階で開催、26人が受講した。
初日は、宇田まゆみ氏(公認心理師・臨床心理士)が「カウンセリングの基礎~”聴く”ことを中心に~」をテーマに講義を行った。カウンセリングの基礎である「聴く」ということを中心に、相手の悩みの聴き方、寄り添い方を解説した。
引き続き、東井申雄氏(公認心理師・臨床心理士)が「カウンセリングの実際~カウンセラーの心持ち~」をテーマに、相談者と関わる際の、傾聴に役立つコツを紹介した。その後、1日目に学んだことを班に分かれて振り返る時間をもった。
2日目は、金山元春氏(天理大学教授)が「傾聴の実際」をテーマに、ロールプレイ演習を行った。参加者は実際に相談者と関わる場面を想定して、カウンセラーの立場を体験した。
午後からは、辻真一氏(甲京分教会長)が「現場のおたすけ場面では」と題して、教会でのおたすけ話や自身の体験談・おたすけの実践について語った。参加者は、「ようぼくとして、何ができるのか」を考える機会となった。
最後に、山﨑石根・ひのきしんスクール運営委員の司会のもと、全体ディスカッションを行った。参加者からの質問に答えた後、2日間の講座を通して感じたことや考えたことを発表してもらい、講師を交えて振り返りを行った。